コバライネン「ホームストレートはかなり短い」
ケーターハムのヘイキ・コバライネンが、韓国インターナショナル・サーキットで行われる韓国GP（10月14日決勝）に向けて意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン
「ホームストレートは、かなり短い。ギアは2速で1コーナーに入っていく。すごくきついコーナーだけれど、うまく立ち上がることが必要だ。1つ目の長いストレートにできるだけスピードに乗って入っていけるようにね。コーナーの出口でKERS（運動エネルギー回生システム）を使って飛び出し、2コーナーに向かう。3コーナーのブレーキングはかなりシンプルだ。ここも2速のコーナーで、出口ではできるだけスピードに乗りたい。だからここでもKERSをたくさん使ってDRS（空気抵抗低減システム／可変リアウイング）も開けて出口で加速できるようにする」
「4コーナーはほぼ180度ターンだから2速だけれど、1速まで落とすこともある。クルマのバランスによるんだ。フロント側がすごく良ければ、2速で抜けていけるけれど、そうでなければ1速が必要になる。5、6コーナーは少しやっかいだ。2速のままだけれど、そのあとは上りでスピードを上げて7コーナーを通過し、全開で8コーナーを抜けていく。コースの中でもすごく高速の区間だ。9コーナーで少しアクセルを戻し、なるべくスピードを維持したまま、すぐに10コーナーのブレーキングポイントに来る」
「10コーナーでは、すぐにギアを1速まで落とす。早めにアクセルを開けるのはそれほど重要ではないんだ。それよりもコーナーの中盤と出口でスピードを維持することが大事だ。そして11コーナーだ。エイペックス（コーナーの頂点）が2つある左コーナーで、4速で入っていき、途中で3速に落として、12コーナーへ向かう」
「12、13、14コーナーは、右・左・右とコーナーが連続する。どれも中速で、3速か4速だ。出口で正しいラインを取るよう気をつけて、15コーナーへ向かう。15、16コーナーはほぼひとつのコーナーだ。ただ、16コーナーのかなり大きな縁石は避けるようにしなければならない。そうすれば、加速してそのまま17、18コーナーを抜けてスタートラインまで速度を保っていける」
