今週末に開催されるWEC(世界耐久選手権)第7戦富士6時間に先立ち、10日(水)に富士スピードウェイで合同テストが行われ、午前中は7号車のトヨタTS030ハイブリッドがトップタイムを記録した。
トヨタはすでに、第5戦サンパウロで初優勝を果たしており、今回が凱旋(がいせん)レースとなる。午前中は1分29秒088のベストタイムを記録し、トヨタが総合トップに立った。アウディ勢はハイブリッド搭載のR18eトロン・クワトロを2台持ち込んでおり、2番手と3番手。佐藤琢磨が加わったOAKレーシングの15号車はプロトタイプLMP1クラスの6番手になっている。
プロトタイプのLMP2クラスでは、スターワークスの44号車がトップ。中野信治を起用するADRデルタの25号車は4番手、井原慶子が所属するガルフレーシングの29号車は9番手だった。
GTプロはアストンマーチンの97号車のみが走行。GTアマはクローン・レーシングの57号車がトップになった。