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ハミルトン、勘違いでバトンを批判

2012年10月09日(火)23:38 pm

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、7日(日)に開催されたF1日本GPが終了した数時間後、チームメートのジェンソン・バトンが敬意を払っていないと批判した。

ハミルトンは先日、長年関係を保ってきたマクラーレンを離脱し、来季はメルセデスAMGへと移籍することを発表している。これに伴い、ハミルトンとバトンの関係が壊れ始めているという報道があり、そこではすでにバトンがハミルトンのツイッターのフォローをやめていることが明かされていた。

ハミルトンは自身の110万人のフォローに対し「3年間チームメートとしてやってきて、お互いに尊敬し合っていると思っていたけど、明らかに彼は違うようだ」と不満を漏らし、皮肉まじりにこう続けた。

「僕らはいまでもチームメートなんだけどね」とハミルトンは皮肉を込めて発言をしている。

その後、1時間もたたないうちにハミルトンは自らの過ちに気がついた。

「僕のミスだ。ジェンソンは僕をフォローしたことなんて1度もないって、たった今分かった。彼に文句を言わないでくれよ!」

ハミルトンはさらに、来シーズンから自身の後任としてマクラーレンに加入するセルジオ・ペレス(ザウバー)に対しての批判も展開。ペレスは日本GPで、ハミルトンを追い越そうとヘアピンカーブで仕掛けたところスピンし、リタイアに終わっている。

「彼はそんなにうまく運転していなかったね」とハミルトンは報道陣に対して語り、日本GPでのペレスのその行動を「クレイジー」と指摘。さらにこう加えた。

「彼はターン1でミスをして、同じ場所でミスをし続けた。あげくの果てにはクラッシュときた。あれは…おもしろかったよ」

ハミルトンが現在と将来の両マクラーレンドライバーを批判する以前に、マクラーレンのチーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュは、ハミルトンが将来同チームに戻ることをよろこんで受け入れるだろうと述べていた。

ウィットマーシュは「ルイスが毎年チームからチームへと渡り歩くことを意図しているとは思わないし、きっとロス・ブラウン(メルセデスAMGチーム代表)も同様だと思う。しかし、絶対ということはあり得ない。だから、将来何が起こるかを見守ることにしよう」と語り、ハミルトンの今後を静観するようだ。

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