トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは、鈴鹿サーキットで行われた日本GP決勝を19番手からスタートし、13位になった。
ジャン・エリック・ベルニュ
「スタートはよかったけど、もっといいレースになるはずだった。1回目のピットストップまでは、コバライネン(ヘイキ・コバライネン/ケーターハム)の後ろでタイムを大きくロスしてしまった。彼はソフト側のタイヤだったから、僕よりもコーナーの立ち上がりがよかった」
「それに、ターン2でアクシデントに巻き込まれたロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスAMG)が僕の目の前を後ろ向きに走ってきたからブレーキを踏まなければならず、みんなに置いていかれてしまったよ。その後は、クルマの力を最大限に引き出しながら、できる限り攻め続けた」
「3グリッド降格のペナルティー(※)も痛かった。でも、フォース・インディアとセナ(ブルーノ・セナ/ウィリアムズ)よりも速かったし、僕たちが決勝レースに強いことは証明できたと思う。数日後に今度は韓国(14日決勝)でレースがある。韓国は、去年のフリー走行1回目を担当した。あの時、初めてトロ・ロッソのハンドルを握ったのさ。鈴鹿での週末はとても楽しめた。また来年ここでレースするのを楽しみにしているよ」
(※)ベルニュは予選でセナの進路を妨害したとして、3グリッド降格のペナルティーを受けていた。