トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行3回目で、18周を周回してベストタイムは1分33秒722で14番手。予選では、1分33秒368で17番手になった。しかし、予選中にブルーノ・セナ(ウィリアムズ)を妨害したとして3グリッド降格になる。
ジャン・エリック・ベルニュ
「今日の予選にはあまり満足していない。昨日からずっとクルマの最適なバランスを決めるのに手を焼いているんだ。予選に関しては、セットアップで方向性を間違えてしまったかもしれない。クルマのバランスが悪いと、高速コーナーでタイムをかなりロスしてしまう。でも、明日の決勝では良くなっていることを願うよ。いつもそうだからね」
「セナ(ブルーノ・セナ/ウィリアムズ)との1件は、僕がタイムを計測していた時に前のグロック(ティモ・グロック/マルシャ)に追い付いてしまって、減速しなくちゃいけなかった時に起こったこと。ブルーノがものすごいスピードで来るのが見えたけど、彼が僕に追い付いたのは運の悪いことに余分なスペースが無いシケインだった。でも、よけてブルーノに道を譲らないといけないってわかっていたから、できるだけ脇に寄ったよ。コーナーからの立ち上がりで僕がいいポジションにいられないとわかっていたけどそうしたよ。あの後、ブルーノは大幅に減速したから、直線でまた彼を抜き返さなければいけなかった。そうしないと僕はタイムを計測できなかったからね」