セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、日本GP(10月7日決勝)のダークホースに小林可夢偉が所属するザウバーを挙げた。
前戦シンガポールGPに勝利したベッテルだが、ザウバーの2012年型C31が日本GPで台風の目になることを予想している。
「今週末はザウバーがすごくいい走りをすると思うんだ」
「ザウバーのクルマは高ダウンフォースのすごくいいクルマなんだ」
ベッテルの意見に、他ならぬ小林可夢偉も同調している。
「僕らとって難しかったシンガポールGPに続く鈴鹿は、一番僕たちに合うコースだと思うんですよ」
可夢偉のチームメートで、来季からのマクラーレン入りが決まっているセルジオ・ペレスが鈴鹿で狙うのは今季4回目の表彰台だけではない。チームメートの母国でキャリア初優勝を目指すペレスは、その展望をこう語る。
「僕たちのクルマはこのサーキットですごく速いはずだ」
ベッテルは予選でトップタイムを出し、鈴鹿で4年連続のポールポジションを獲得した。また、可夢偉は3番グリッドから、ペレスは5番グリッドから決勝に挑む。