小林可夢偉(ザウバー)がF1日本GP決勝で3位に入り、自身初の表彰台を獲得。日本人としては2004年アメリカGPの佐藤琢磨以来3人目、日本GPで日本人が表彰台を獲得するのは、1990年の鈴木亜久里以来の快挙だった。
可夢偉は3番手から決勝をスタートすると、スタート直後に2番手へ浮上。ピットストップのタイミングでフェリペ・マッサ(フェラーリ)に先行されて3番手へ後退したが、その後は2009年のF1チャンピオンであるジェンソン・バトン(マクラーレン)と激しい表彰台争いを繰り広げた。
最終的に、バトンは可夢偉までコンマ5秒に迫ったものの、可夢偉がバトンの猛追を振り切って3位に。自身初の表彰台を母国で決めた。