ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、2008年F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトン(マクラーレン)が来季からチームメートとなることに刺激を受けたと明かしている。
ハミルトンの移籍発表前のグランプリ週末では、ロズベルグとハミルトンが歓談する姿がパドックで見られていた。
ハミルトンとの会話についてロズベルグは、「ハミルトン移籍のうわさを笑っていたんだよ」と語る。
「だって、僕らは14歳のころ、まだゴーカートでレースをしていた時代にその話をしてたんだ。もし将来、F1で僕たちがチームメートになったらすごいよね、って。今、あの時の想像が本当になった。まるで現実感がないよ」
「でも、僕がハミルトンを説得する必要なんてなかったよ」
「客観性を保とうとしたんだ。移籍に賛成もしたよ。ハミルトンからちょっと聞かれたことがあったから、正直に答えた。僕の答えはどれも肯定的だったよ。だって僕はチームに満足しているからね」とロズベルグは締めくくった。