ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)をテストドライバーとして迎え入れることを、ピレリが検討しているようだ。
4日(木)に引退表明をしたシューマッハ。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のメルセデスAMG加入に伴うシート喪失が、引退の後押しとなったとされている。
今後のシューマッハの動向を巡ってさまざまな憶測がなされている中、ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーが、「最も経験豊富なタイヤテストドライバー」としてのシューマッハに関心を抱いている。
ドイツのモータースポーツ専門メディア『motorsport-total.com』によると、「スイスの山々に退屈したら、彼(シューマッハ)に仕事を提供するよ」とヘンベリーは笑いながら語り、こう続けたという。
「2000万ユーロ(1約20億円)での契約は無理なので、好きだからという理由で走ってもらうしかないけどね」