ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のメルセデスAMG移籍、ミハエル・シューマッハの2度目のF1引退が発表され、ドライバー移籍の話題が続いている。徐々に来季のシートが決まっていくなか、キミ・ライコネン(ロータス)はロータスとの契約更新合意はまだだと明かし、移籍のうわさが流れている。
ロータスのチーム代表エリック・ブーリエとチームオーナーであるジェラルド・ロペスは先日、契約オプションの存在を明かし、ライコネンのチーム残留に自信を見せた。
しかし、2013年シーズン開幕までの“シリーシーズン(シーズンオフや、ドライバーの移籍情報)”は、ロータスの決断次第で大きく流れが変わると見られている。
2007年にワールドチャンピオンになり、2010年にF1を離れるも2012年シーズンから復帰したライコネンは、「来季の契約はまだ交わしていない」と日本GP(10月7日決勝)が行われる鈴鹿で語っている。
ライコネンの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、ハミルトンの移籍にもシューマッハの引退にも関心を示さないライコネンの言葉をこう伝えている。
「(ライバルの去就は)僕には関係ないよ。だから、こういう、自分に関わりのないことにはコメントしない」