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フェラーリのシートを狙うディ・レスタ

2012年10月06日(土)9:29 am

今度はポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)が、来シーズン、フェリペ・マッサ(フェラーリ)に代わってフェラーリ入りを果たすドライバーの最有力候補であると、イタリアの『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙のステファノ・マンチーニ記者が報じている。

以前までは、ディ・レスタのチームメートのニコ・ヒュルケンベルグが最もフェラーリ入りの可能性が高いドライバーであると考えられていた。そのため、すでに何らかの仮契約まで結んだという報道まで飛び出した。

しかし、マッサも間違いなく来年のフェラーリドライバーの候補のひとりである。4日(木)に鈴鹿(日本GP開催サーキット)でマッサが報道陣に発した言葉には、フェラーリ残留への自信が含まれていた。

ところが、『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙のマンチーニ記者は、マッサの“後任候補”はディ・レスタであると述べている。そのディ・レスタは来日した際、マクラーレンのシートがセルジオ・ペレス(ザウバー)に渡ったことにがっかりしていると認めた。

「あの決定(ペレスのマクラーレン入り)は、明らかに商業的な理由で行われた」とディ・レスタは『Sun(サン)』紙に対して語っている。ちなみに、ディ・レスタにはジェンソン・バトン(マクラーレン)と同じマネジャーがついている。

「僕はいつもレースで勝ちたいと言っているし、そのチャンスを手にするときが来たら、両手でつかみ取るよ」と今後に向けての意気込みを述べた。

今のところ、注目が集まっていたルイス・ハミルトン(マクラーレン)とミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)の将来は明確になったものの、“シリー・シーズン(移籍関連の憶測記事などが多くなる 時期)”はまだ真っ盛りだ。

ザウバーへの移籍がうわさされているヒュルケンベルグは「全員が競争相手さ。それぞれがチャンスを求めて競っている」と、4日(木)にドイツのメディアに現状を伝えた。

「先週のできごと(ハミルトンのメルセデスAMG移籍発表)はドライバー市場に大きなうねりを生み出したね。もちろん、3カ月後ではなく、今何が起こっているのかを知りたい」とヒュルケンベルグは続けた。

そして「数週間で状況ははっきりしてくるはずだ。でもまだ何も決まっていない」とヒュルケンベルグは付け加えた。

2013年も確実にレースに参加しているかと尋ねられたヒュルケンベルグは「そうだ」と力強く答えた。

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