今シーズン限りで引退することを発表したミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、ドライバー以外で来年もチームに残留するかもしれない。
過去に7度ワールドチャンピオンに輝いたシューマッハは4日(木)、鈴鹿サーキットで自身2度目となる引退を発表した。
2006年にフェラーリから最初の引退をしたシューマッハは、引退後もフェラーリのアドバイザーとしてF1のパドックへ復帰を果たしている。
メルセデスAMGも引退を決めたシューマッハに同じような職を用意しているようだ。
「今後の予定は白紙である」と話すシューマッハのコメントを、ドイツの自動車専門誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は次のように伝えた。
「最初の引退の時と状況は似ている。シーズンがいったん終了してから、何をしたいか自分自身に問いかけてみるつもりさ」
また、「引退後もチーム(メルセデスAMG)内で仕事をする選択肢もある」と付け加えた。
ザウバーかウィリアムズでレースを続けられたのではないかとの憶測には次のように答えている。
「考えたこともないね。そうしたいと思ったことはないよ」