フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、鈴鹿サーキットで行われる日本GP(7日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q: ポール、シンガポールGPで結果(4位)が出て、F1に昇格して以来最高の一日だったと言っていましたね。これからシーズン終盤に向けて大きな自信につながるのではありませんか?
ディ・レスタ:予選で6番手になって、決勝でこのポジションを維持するのはたいへんだなと思っていたが、何もかもうまく行って、最終スティントでは表彰台を賭けてフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)とバトルができた。マシン性能を引き出す意味でシンガポールでは得るものが大きかったよ。今後の目標は、尻上がりに調子を上げるパターンのレースを続けることだ。それができれば、この勢いは続くだろう。
Q: 昨年はじめて鈴鹿を走ったわけですが、サーキットの印象はどうですか?
ディ・レスタ:空力が重要なコース。マシンの真価が厳しく試される。S字をはじめ、難しいコーナーが満載だよ。マシンの回頭性が重要だ。何せコースの半分は直線みたいなものだからね。キビキビした速さに加え、高速コーナーではダウンフォースが求められる。セッティングを決めるのは容易なことじゃない。タイヤの性能低下も著しいから、レースでは素直に曲がってくれるマシンが欲しいところだね。
Q: 日本での滞在は楽しいですか?
ディ・レスタ:昨年驚いたのは、ファンがすごく熱心で情熱的なことだ。グランドスタンドは木曜日からにぎわっていたからね。特別で、伝統の一戦というのもうなずける。それと、日本食がおいしい。ただし、食事のオーダーには気をつけないとね!