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フェラーリ、風洞の停止と調整を実施

2012年10月03日(水)11:24 am

今年の冬、フェラーリはマラネロに所有する風洞を閉鎖する予定だ。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、ここ数年の風洞実験で得られたデータには信頼性の面で若干問題があるため、風洞の停止と調整を行うに至ったと報じている。

この件に関して、フェラーリの会長を務めるルカ・ディ・モンテゼモーロは、フィンランドのメディア『MTV3』に対してこう語った。

「(設備の)確認と検査のため少しの間風洞を閉鎖することを、ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)は決定した」

なお報道では、風洞の閉鎖は12月か年明けの1月になるとされている。

またスペイン紙『Marca(マルカ)』によると、マラネロの風洞閉鎖中、フェラーリはどこか「ほかの場所」でテストを行うだろうとのことだ。

フェラーリが行った本拠地以外での実験というと、最近では、元トヨタF1チームが使用していたケルンの施設を利用したものが挙げられる。

そして『Marca(マルカ)』は、風洞調整に先だってフェラーリが、ベン・アガサンジェロウとロイック・ビゴワという2人の空力専門家をチームに招き入れたとも報じている。

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