2014年から導入される予定となっている新しいV6ターボエンジンを最初にテストするのは、4度F1チャンピオンに輝いた実績を持つかつての名F1ドライバー、アラン・プロストになるかもしれない。
1996年にマクラーレンで初めてテストドライバーを経験したことのあるプロストだが、先週ポールリカールで開催されたルノーワールドシリーズのイベントで、現代のレッドブルF1カーをドライブしている。
すでに、レッドブルに現在V8エンジンを供給しているルノーとアンバサダー(メーカーと顧客をとりもつ親善大使のような役割)契約をしているプロストが、2014年に導入予定となっている1.6リッターV6ターボエンジンを初めてテストする可能性があるようだ。
57歳となったプロストは、フランス語ウェブサイトである『F1i』に次のように語っている。
「現代のF1カーに乗ることができたのはとても有益だったよ」
「多分、2か月以内にまた新しいエンジンをテストするチャンスがあるかもしれない。いい経験になるだろうね」
「これからF1に導入されようとしている新しいエンジンに興味があるんだ。これに関してはルノーとかなりの仕事をすることになる。それがわれわれの新しい目標だよ」