マクラーレンのジェンソン・バトンが日本GP(7日決勝)で5グリッド降格のペナルティーを受けることとなり、チャンピオン争いに望みをつなぐため、鈴鹿での日本GP勝利を目指していたバトンにとってはレース前に早くもつまずいてしまう形になってしまった。
記者のサイモン・キャスは、『Daily Mail(デイリー・メール)』に、マクラーレンがダメージを負ったバトンのギアボックスを交換せざるを得なかったとの記事を書いている。
その記事によれば、バトンのギアボックスに確認された問題は、前戦シンガポールGPでチームメートのルイス・ハミルトンがリタイアに追い込まれたものと同じ原因によるものだったという。
マクラーレンは2戦連続でトラブルによるリタイアを喫しており、バトンもチーム側へ信頼性向上を要求していた。バトンは『PA Sport(PAスポーツ)』に次のようにコメントしている。
「チームはほかの分野ではすごくいい仕事をしているだけに、本当に残念だよ」