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コバライネン「鈴鹿はすべてを持ち合わせているサーキット」

ケーターハムのヘイキ・コバライネンが、鈴鹿サーキットで行われる日本GP（10月7日決勝）に向けて意気込みを語った。

ヘイキ・コバライネン
「シンガポールGP（前戦）の後、数日間滞在してからいったんヨーロッパへ戻った。自宅で数日過ごすためにね。それから日本へ来る前にシミュレーターで走った」

「鈴鹿はみんなが楽しみにしているレースで、僕もそうさ。正統派なコースで、まさにF1のクルマで走りたいと思うサーキットだよ。すべてを持ち合わせているんだ。ダウンフォースが効いているのを実感できる高速コーナーに、クルマのバランスがすべての中速セクション、それに世界一熱狂的なファンたちもいるしね」

「僕がコースで一番好きなのは、ターン1からターン7までのセクター1だね。ターン1とターン2に高速で入るんだけど、思いっきり突っ込まないと周回の出だしでタイムを失うことになる。ターン2を出ると路面が傾斜していて、クルマの中で身をもたれかけるようにしてターン3へ入る。そこからターン7までクルマのバランスが良ければ流れるように感じられる。うまくまとめられた時の感覚は最高だけど、ミスするとタイムに大きく響くんだ」