ドイツ紙『Suddeutsche Zeitung(ズットドイッチェ・ツァイトゥング)』は、ドイツ検察がF1の最高権威であるバーニー・エクレストンを追いつめにかかっていると伝えた。
一連の収賄事件に関係したとして獄中にいる元銀行家のルハルト・グリブコウスキーが、わいろの取引の最中にエクレストンから「公僕」とからかわれたこともあると証言。これにより、エクレストンの関与が疑われ、エクレストンも起訴される可能性が高まっている。
また、起訴されれば、グリブコウスキーがバイエルン州立銀行に務めている公の立場にいる人物と知りながらわいろを渡していたとエクレストンが判断され、重罰が求刑される可能性もある。
『Bild(ビルト)』によると、トマス・シュタインクラウス-コッホ検事は、すでにエクレストンの弁護士団に捜査の結果を突きつけており、反応を待っているところだという。