元F1チャンピオンのニキ・ラウダが、うわさのつきないルイス・ハミルトン(マクラーレン)の今後について、25日(火)に大きなヒントを提供した。
『Telegraph(テレグラフ)』が伝えたところによれば、ラウダはメルセデスAMGのためにハミルトンに対しマクラーレンを離脱するように説得する役目を引き受けているという。
『Telegraph(テレグラフ)』は、もし過去3度F1チャンピオンに輝いた実績を持つラウダがハミルトンをメルセデスAMGに引き抜くことに成功すれば、メルセデスの上級職位がオファーされることになっていると報じている。
だが、他のイギリスの新聞各紙は、マクラーレンが最終的にハミルトンに対する提示金額を、メルセデス側が提示した金額と同等もしくはそれ以上に引き上げたとも伝えている。
そんな中、ラウダは25日(火)にF1公式ウェブサイトのインタビューに答え、「ハミルトンはマクラーレンに留まるだろう」と語った。
そして、メルセデスAMGに関しては笑いながら「彼らが何をたくらんでるかなんて知らないよ」と答えている。
さらに、フェラーリに関しては、「よだれが出そうになるような交代劇は何も起こらないと思うね」と語り、暗に現在うわさに上っている何人かのドライバーがフェラーリドライバーとして抜てきされることはなく、フェリペ・マッサが来年もフェルナンド・アロンソのチームメートとして残ることになると考えていることを認めている。