BMWは、新たなデザインを採用するとともに、環境性能と動力性能のさらなる向上を実現した新型「7シリーズ」の販売を26日(水)に開始した。価格は1,022~1,958万円となっている。
新型7シリーズでは、独創的なデザインを持つLEDヘッドライトを新たに採用し、ダイナミックかつ精悍なフロント・ビューをさらに強調。BMWのフラッグシップ・モデルとしての存在感をさらに強めている。
また、新世代の直列6気筒およびV型8気筒ツインパワーターボエンジンを搭載し、全モデルに高効率8速オートマチックトランスミッションを採用するなど、「BMWエフィシェントダイナミクス」の設計思想に基づいた最新技術を採用し、環境性能と動力性能のさらなる向上を実現。これにより、ガソリンエンジンモデルの燃料消費率は、先代モデルに比べ最大約50%(JC08モード)も改善されている。
7シリーズの中核モデルとなる「アクティブハイブリッド7」およびロングホイールベースモデルの「アクティブハイブリッド7L」には、新たに直列6気筒エンジンを組み合わせたフルハイブリッドシステムを搭載。燃料消費率はプレミアムラグジュアリーセダンセグメントのトップとなる14.2km/リッター(JC08モード)という低燃費を達成した。さらに、両モデルには新たに右ハンドル仕様も設定されており、より幅広い顧客のニーズに応えるラインアップとなっている。
さらに、前方車両への追突の危険がある場合に、自動的に減速を行い、衝突を回避・被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車間距離を維持しながら速度制御を行うことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付き)」 など、数々の革新的ドライバー支援システムを標準装備(一部グレードを除く)し、さらなる安全性と走行快適性を高めている。
新型7シリーズ
モデル/価格
(エンジン仕様)
※トランスミッションはいずれも8速AT
740i/1,022万円
740Li/1,092万円
(3.0リッター直列6気筒DOHCツインパワーターボエンジン)
750i/1,297万円
750Li/1,437万円
(4.4リッターV型8気筒DOHCツインパワーターボエンジン)
760Li/1,958万円
(6.0リッターV型12気筒DOHCツインパワーターボエンジン)
アクティブハイブリッド7/1,198万円
アクティブハイブリッド7L/1,338万円
(3.0リッター直列6気筒DOHCツインパワーターボエンジン+電気モーター)
新型7 シリーズの主な標準装備品
・8速オートマチックトランスミッション
・ブレーキエネルギー回生システム※1
・エンジンオートスタート/ストップ機能※1
・インテグレイテッドアクティブステアリング(前後輪統合制御ステアリングシステム)※2
・セルフレベリング機能付きエアサスペンション(リヤ)
・ドライビングパフォーマンスコントロール(ECO PROモード付※1)
・アクティブプロテクション
・PDC/パークディスタンスコントロール(フロント&リヤ)
・リヤビューカメラ(予測進路表示機能付)
・トップビュー+サイドビューカメラ※3
・アダプティブヘッドライト(バリアブルライトコントロール機能)
・LEDヘッドライト※3
・LEDフォグランプ※3
・ドライビングアシストプラス※3
・19インチアロイホイール※3
(フロント)8.5J x 19ホイール+ 245/45R19タイヤ
(リヤ)9.5J x 19ホイール+ 275/40R19タイヤ
・コンフォートアクセス(トランクリッドスマートオープナー機能付)
・オートマチックトランクリッドオペレーション※3
・ソフトクローズドア(フロント&リヤ)※3
・マルチディスプレイメーターパネル※2
・ダコタレザーインテリア(シート/ドアトリム)※4
・ウッドインテリアトリム
・シートヒーティング(フロント&リヤ)
・アンビエントライト
・BMWヘッドアップディスプレイ※3
・10.2インチワイドコントロールディスプレイ
・HDDナビゲーションシステム(VICS3メディア対応)
・iDriveコントローラー
・地上デジタルTVチューナー(12セグ/ワンセグ自動切替)
・インテグレイテッドオーナーズハンドブック
・スピーチコントロール(音声入力システム)
・ハンズフリーテレフォンシステム
・USBオーディオインターフェース
・ETC車載器システム(ルームミラー内蔵タイプ)
※1:760Liは除く
※2:アクティブハイブリッド、アクティブハイブリッドLは除く
※3:740i、740Liは除く
※4:760Liは、エクスクルーシブナッパレザー(シート/ドアトリム/ドアトリム上部/レザーフィニッシュダッシュボード)が標準装備