ロメ・グロジャン(ロータス)は、前戦シンガポールGPのスタートで同じ4列目に並んだマーク・ウェバー(レッドブル)が「あまりフェアではなかった」と話した。
今季は優勝も手が届きそうな速さを見せつつ、特にスタート直後にクラッシュが多いグロジャン。第12戦ベルギーGPでスタート直後の多重クラッシュの引き金になったとして、第13戦イタリアGPでは出場停止となった。
復帰戦となったシンガポールGPで無事に7位フィニッシュを果たしたグロジャンは、スタートを振り返って『RMC Sports(RMCスポール)』にこう語った。
「ウェバーはあまりフェアじゃなかった。1コーナーを完全にショートカットしたんだ」
「でも、このことも話さないと。モンツァ(イタリアGP)では、彼が一番に会いにきてくれて、(出場停止は)少し厳しいと言ってくれたんだ。彼とはうまくやっているよ」
またグロジャンは、レース前の準備の仕方を少し変更して、決勝のスタートに向けて「より良い」準備ができるようになったと明かした。
「まだ6戦ある。表彰台に立ちたいね」とグロジャンは今後への意気込みを語っている。