来年以降のF1シンガポールGPについて、チャンギ国際空港近くにサーキットを建設して行う代替案も出ていたが、ドイツの『Speed Week(スピード・ウィーク)』によると、これからも引き続き市街地サーキットで開催されることになったようだ。
先週、シンガポールGPが引き続き2017年まで開催されることが発表された。
ドイツの『Speed Week(スピード・ウィーク)』は、「あまり知られていないが、チャンギ国際空港に新しい施設を建設する案もあった。しかし、もうその話はなくなった」と報じている。
しかし、この報道の中で、コースのレイアウトに微調整があるだろうと伝えられた。ドライバーたちの間で非常に不評なのが、10コーナーのシケインである。
今年のシンガポールGPで優勝したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、「僕たちはこれまで毎年にわたって改善策を求めてきた」と指摘する。
「安全面において、ターン10はカレンダーの中でも最悪だし、なんとかしなくちゃいけない」
「クリケット場から数日間だけちょっと土地を拝借するか、グランプリの間だけ歩道を取り除く必要があるかもしれない」とベッテルは述べ、さらに次のように続けた。
「よく分からないけど、このイベント全体の費用を考えた場合、歩道を取り除いてまた戻すことぐらい、大して問題にならないと思うんだけど」