HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで開催されたシンガポールGP決勝を24番手からスタートし、17位になった。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「今日のレースには満足だよ。セーフティカーが助けてくれたしね。でも、僕にとってはレースがちょっと長すぎたと言うしかないね。最後の5周はもうこのまま最後までもたないんじゃないかと思えたよ。もうタイヤが全然残っていなくて、グロック(ティモ・グロック/マルシャ)やピック(シャルル・ピック/マルシャ)、コバヤシ(小林可夢偉/ザウバー)、コバライネン(ヘイキ・コバライネン/ケーターハム)、それにヒュルケンベルグ(ニコ・ヒュルケンベルグ/フォース・インディア)らにどんどん抜かれ始めたからね。みんな速くて、軽々と僕を抜いていったよ」
「身体的にはつらいレースだったけれど、とてもうまく終えることができた。僕たちのクルマでできることはすべてやったし、状況もうまく利用することができたと思うよ。僕たちにとってはレースを完走すること自体が全く簡単なことではなかったから、それ自体が勝利にも匹敵するものさ」
「次は鈴鹿(日本GP/10月7日決勝)だね。僕の好きなサーキットだ。とてもよく知っているし、そこでまた全力を尽くすよ」