ケーターハムのビタリー・ペトロフは、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで開催されたシンガポールGP決勝を18番手からスタートし、19位になった。
ビタリー・ペトロフ
「スタートは素晴らしかった。少なくとも2、3台は追い抜くことができた。でも僕の右側にいたクルマがかなり強引に左へ寄せてきたので、それをよけるために動くしかなかったんだ。僕はかなりマッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)に接近していて、すでにブレーキングゾーンに入っていたから、残念ながら僕らは接触して しまい、僕はフロントウイングにダメージを負ってしまった。それでピットに戻るしかなくなったんだ」
「あれで僕のレースは終わったようなものだったし、多分フェリペもそうだっただろうね。僕らは仲良くしているから、もうすでに彼 には謝ったけれど、2人ともあんなに早い時点でチャンスを失うことになったのは残念だよ。週末を通じてクルマの調子はよかったからなおのことね」
「セーフティカーによってばん回のチャンスがあったかもしれない。でも僕はフロントの左タイヤのナットに問題を抱えていたんだ。どうしてそうなったのかきちんと調べないといけないね。それに、僕らのタイヤの使い方がどうだったのかということも調べる必要があるよ。もっとタイヤの性能を引き出すことができていたはずなんだ。でも鈴鹿(日本GP/10月7日決勝)でまた巻き返すチャンスがあるし、必ずそうしたいね」