2013年もヘイキ・コバライネンと契約したいケーターハムだが、これに関してチームオーナーのトニー・フェルナンデスは、若干のいら立ちを隠せない。
チームが3年かけてよみがえらせたドライバーを、そのマネジャーであるマーティン・アナイは他チームに売り込んでいるのだ。
コバライネンがフェルナンデスと契約を結んだ当時、自分でスケジュール管理を行なっていた。
その後コバライネンは、国際的なマネジメント企業IMGのモータースポーツ部門と手を結んだのだった。
うわさによるとコバライネンは、ザウバー、フェラーリ、ロータスと交渉しているらしい。
さらに、現チームのケーターハムとは今週シンガポールで話合いに入ったという。
フェルナンデスはフィンランドのTV局『MTV3』にこう話す。「コバライネン本人とは良い関係にあるが、正直いってマネジャーは好かないね」
しかも、コバライネン移籍の可能性は無きにしもあらずだという。
「そうだね…。分からないな。ヘイキにはすごく残って欲しいけどね」と話すフェルナンデスだった。