アウディ、A8/A8Lを仕様変更。4.0ツインターボ採用

2012年09月21日(金)11:26 am

アウディ・ジャパンは、アウディのラインアップの頂点に立つ、A8とA8Lの一部仕様を変更して発売。 価格は962万円から2,061万円になっている。

A8とA8Lは、The Art of Progress (アート・オブ・プログレス:革新の美学) をコンセプトに、2010年に登場したアウディのフラッグシップモデル。軽量で高いボディー剛性と受動安全性を誇るアルミニウムボディー「ASF(アウディスペースフレーム) 」が採用されるとともに、数々の革新的テクノロジーが盛り込まれている。

今回新たに搭載された4.0リッターV型8気筒ガソリン直噴(FSI)ターボエンジンは、従来の4.2リッターモデルとの比較で、48ps/155Nmプラスという大幅な出力トルクアップを果たしつつ、JC08モードにおいて9.8km/リッター(A8 4.0TFSIクワトロ)という燃費性能を維持している。これはダウンサイジングコンセプトに基づき開発された小型軽量ツインターボチャージャーの搭載をはじめ、減速エネルギーを電気エネルギーへ変換しバッテリーへ還流させるエネルギーリカバリーシステムや、スタート/ストップシステム (アイドリングストップシステム)、一定の走行条件において8気筒のうち4気筒を休止させるシリンダーオンデマンドシステム(気筒休止システム)などにより、エンジンの効率が極限にまで高められたことによって可能となったものだ。

また、このパワフルで高効率なエンジンには、多段化によりさらに燃費向上へ寄与する8速ティプトロニックトランスミッションが組み合わされている。さらに、高出力を路面へと確実に伝達する 「クワトロ (フルタイム4WD)」、スポーティーかつ快適な乗り心地を実現する「アダプティブエアサスペンション」、先進のセーフティシステム「アウディプレセンス」などを標準装備。さらに、フラッグシップモデルにふさわしく、BOSEサラウンドサウンドシステムも標準装備されており、スピーカーから逆位相の音を発することで騒音を低減するアクティブノイズキャンセレーションなど、高いコンフォート性能も兼ね備えている。

アウディA8、A8L
共通仕様:駆動/クワトロ、変速/8速ティプトロニック

エンジン/ステアリング/価格

A8 3.0 TFSIクワトロ
3リッターV6 DOHCスーパーチャージャー/右/962万円

A8 4.0 TFSIクワトロ
4リッターV8 DOHCインタークーラー付バイターボ/右・左/1,200万円

A8L 4.0 TFSIクワトロ
4リッターV8 DOHCインタークーラー付バイターボ/右・左/1,335万円

A8L W12 クワトロ
6.3リッターW12 DOHC/右・左/2,061万円

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