キミ・ライコネン(ロータス)がマクラーレンもしくはフェラーリに出戻りか。そんなうわさも駆け巡っているが、当の本人は19日(水)、今のチームに「満足」だとして、これを否定した。
フェリペ・マッサ(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)が移籍する可能性もあるとみられる中、もともと両チームで優勝経験のあるライコネンはうってつけのドライバー候補だ。
2002年から5シーズンをマクラーレンで過ごしたライコネンは、翌年フェラーリに移籍して念願のドライバーズ・タイトルを獲得。2009年まで在籍したのち、2010年にはラリー界に転身、2シーズンを戦っている。
ロータスのチーム会長ジェラルド・ロペスは、いち早くライコネンと2013年契約を締結したことを認めているが、追ってライコネン当人も現状に「満足」と、チーム残留をアピールした。
シンガポールでライコネンは『Reuters(ロイター通信)』にこう話している。「ロータスの皆と仕事するのは楽しいよ、すごくね。チームの一員でいられて幸せだ。将来どうなるかは分からないが、今はこの成り行きに満足だよ」