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ハミルトンの後任候補にペレス

2012年09月18日(火)12:57 pm

マクラーレンのルイス・ハミルトンが来年はメルセデスAMGに移籍するのではないかといううわさが加熱する中、今度はその後任候補にセルジオ・ペレス(ザウバー)の名前が挙がってきた。

最近、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ハミルトン離脱に備えた2013年以降の「代案」は存在しないと主張したが、メディアは後任候補の名前を次々に挙げている。イギリス人のポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)と、2009年シーズンまでマクラーレンに所属していたヘイキ・コバライネン(ケーターハム)の2人が有力候補と伝えられていた。

そして今回『Daily Mail(デイリー・メール)』は、マクラーレンがメキシコ人のペレスに接触したと伝えた。

22歳のペレスは、フェラーリのドライバー育成プログラムに所属しており、来年はフェリペ・マッサに変わってフェラーリ入りするといううわさもある。しかし最近、フェラーリ社長のルカ・ディ・モンテゼモーロが、ペレスはフェラーリで走るにはまだ経験不足だと話していた。

フェラーリとマクラーレンというF1のトップチーム2つと同時に契約することなど、とても信じられない話のように思える。しかし、ジャーナリストのケビン・イーソンは『The Times(タイムズ)』の記事で、それを妨げる「契約上の問題は何もない」と書いている。

「(実現すればマクラーレンは)熟練の勝者であるジェンソン・バトンと南米出身の情熱的なペレスという、よだれの出そうな組み合わせになるだろう」とイーソンは加えた。

またイーソンは、マクラーレン最大のスポンサーであるボーダフォンがF1撤退を検討しているといううわさがある中、ペレスの移籍がマクラーレンにとってちょうど良い解決法になるかもしれないと指摘。ペレスのスポンサーであるメキシコの通信会社テルメックスが代わってスポンサーになれるからだ。

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