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佐藤琢磨「最終ラップに入っていたというのに」

2012年09月17日(月)8:37 am

インディカー最終戦で最終周にクラッシュした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が、レースを振り返った。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は21番グリッドからスタートすると、前をいくマシンを次々とパス、燃費セーブもトップレベルで38周目にはトップに躍り出ました。レース中盤にはさらに力強い戦いぶりを発揮し、トップ集団の一員となってゴールまで戦い続けました。リスタートでの加速が思うようにいかなくなったものの、粘り強い走りで3位争いを繰り広げていた佐藤でしたが、最終ラップのターン1からターン2でタービュランスを浴びたのかバランスを失い、クラッシュ。それでも最終結果は7位となりました。

佐藤琢磨
「本当にエキサイティングなレースでした。とても長いレースでもありました。レース中にセッティング変更を重ね、マシンはどんどんよくなっていきました。ただ、日が沈んでからはコース自体のスピードが上がって、私はトップスピードとマシンバランスで苦しい状況になっていました。それでも、われわれはレースをリードできるところまでいきました。しかし、レース終盤のリスタートでオーバーブーストのトラブルが発生し、エンジンがせき込み出しました。そのために加速が思うようにいかなかったのがとても残念でした。リスタートでポジションをいくつか落としました」

「レースの最後はさらに残念なものとなりました。ライアン・ハンターレイとサイド・バイ・サイドでターン1からターン2を走っていました。その時、私のマシンのリアがグリップを失いました。最終ラップに入っていたというのに。週末を通して奮闘してくれたチーム、シーズンを通してがんばってくれたクルーに対して申し訳ない気持ちです。今シーズンは本当にすばらしいものでしたし、今日のレースは本当にエキサイティングでしたので、最終戦をこのような形で終えるのは残念です」

(ホンダ・プレスリリースより抜粋)

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