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インディカー最終戦、ハンターレイが自身初のタイトル

2012年09月16日(日)13:40 pm

インディカー最終戦は現地時間15日(日本時間16日)に決勝が行われ、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が優勝。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、終盤まで優勝を争ったものの、最終周にクラッシュ。また、ライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が最終戦で逆転し、自身初のタイトル獲得を果たした。

500マイル(約800km)レースとして開催された最終戦。ランキングトップのウィル・パワー(ペンスキー)とハンターレイのタイトル争いに注目が集まった。パワーが13番手から、ハンターレイは22番手からのスタートとなったが、パワーがレース序盤にクラッシュしてしまう。

パワーはその後、クルマを修復してレースに復帰し、すでにリタイアしていたほかのドライバーよりも多くの周回を消化して、より多くのポイントを獲得するため順位を1つ上げたところでクルマを降り、レース終了を待った。ハンターレイは6位以上になれば逆転でタイトル獲得という状況になったが、残り数周になったところでクラッシュによってレースは中断された。

レースが残り6周で再開すると、ハンターレイは怒とうの追い上げを見せて4番手まで浮上。そこから数周はレース中盤から優勝争いに加わっていた琢磨と横並びの状態でバトルを続け、最後まで1つでも上の順位を目指して戦う姿勢を見せた。しかし、最終周に琢磨がスピンしてクラッシュ。レースはそのまま終了し、カーペンターが優勝、ハンターレイがタイトルを獲得した。

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