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メルセデスAMG、シューマッハに契約延長を打診

2012年09月15日(土)7:51 am

マクラーレンのルイス・ハミルトンがメルセデスAMGに移籍するといううわさが話題になっているが、メルセデスAMGはミハエル・シューマッハとの契約を延長しようとしているようだ。

F1で7回王者に輝いた43歳のシューマッハは、今年でメルセデスAMGとの契約が切れるため、引退するか契約を延長するかに注目が集まっている。

ドイツの日刊紙『Bild(ビルト)』は、シューマッハとメルセデスAMGの2013年以降の契約交渉が現在「本格化」していると伝えた。

記事によると、メルセデスAMGは2013年の契約をシューマッハに打診しているが、一方シューマッハのほうは、2014年の現役続行を自分で選択できる優先権をつけることを求めているという。

メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグは、「まだ何も決まっていない。交渉を続けているところだ」と話している。

チームメートのニコ・ロズベルグは2013年も契約中であり、シューマッハが契約を延長すれば、ハミルトンが加入する可能性はなくなるように思われる。ハミルトンの希望年俸は2,500万ユーロ(約25億円)だと『Bild(ビルト)』は伝えている。

しかし、ここ数日、ロズベルグがマクラーレンに移籍するという憶測も流れており、2013年にメルセデスAMGがシューマッハとハミルトンというドライバーラインアップになる可能性も消えてはいない。

この移籍をめぐる話題で大きな鍵を握るのは、メルセデスのエンジンかもしれない。

マクラーレンはメルセデスのワークスチームだったが、2009年にメルセデスAMGが誕生して以降はその地位を失っている。『motorsport-magazin.com』には、ハウグが、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュにこう言っている漫画が載った。「Kein Lewis, Keine motoren(ルイスをくれなきゃ、エンジンあげない)」)

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