F1のタイヤサプライヤーであるピレリが、第15戦日本GP(10月7日決勝)から第17戦インドGP(10月28日決勝)までに持ち込むドライタイヤのコンパウンドを発表した。
日本GPが行われる鈴鹿サーキットでは、低速コーナーと高速コーナーの両方に対応しなければならない。そのためピレリは、4種類あるコンパウンドのうち、最も硬いハードと2番目に軟らかいソフトを持ち込む。
日本GPの翌週に行われる韓国GPは、気温が高くなる傾向にあるものの、曲がりくねったコースであること、そしてタイヤの性能低下を意味するデグラデーションが小さいため、最も軟らかい組み合わせであるスーパーソフトとソフトが選ばれた。
インドGPは、長い高速コーナーや高温という環境によってタイヤには厳しいレースになる。そのため、日本GPと同じくソフトとハードという組み合わせが選択された。
レースでは、雨用のタイヤを使用しない限り、持ち込まれる2種類のタイヤ両方を使わなければならない。