NEXT...F1開催スケジュール

ロータス、移籍のうわさで持ちきりのライコネンを囲い込む

2012年09月11日(火)9:29 am

ロータスの会長ジェラルド・ロペスが、キミ・ライコネン(ロータス)の去就に関する根強いうわさを静まらせるために重い腰を上げた。

最近では、今季2年ぶりとなるF1復帰を果たしてから素晴らしい活躍を見せているライコネンが、2007年にタイトルを獲得した当時在籍していたフェラーリへ来年から復帰するのではないかともっぱらのうわさだ。

さらに、ここにきてルイス・ハミルトン(マクラーレン)のメルセデスAMG移籍の話が浮上したこともあり、ハミルトンの理想的な後任ドライバーとして2002年から2006年までの5年間をマクラーレンで過ごしたライコネンの名前を挙げる者もいる。

しかし、ロータスはライコネンがチームと2年契約を交わしていることを明らかにした。

とは言え、F1界における契約内容は非常に複雑であり、パフォーマンスに関する基準に満たない場合、ドライバーやチームは契約を解除できる場合も多い。

ロペスはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に対し、「ライコネンは2013年もチームに残留する」と語った。

「少なくともキミは短期間チームにいる」と話し、さらに次のように明かした。

「パフォーマンスに基づいた協定があるが、その内容は満たされている」

しかしロペスは、「もしドライバーが所属するチームにいたくないと思ったら、チームは残留を強要すべきではない」と認める。

ただ、「キミ(ライコネン)はロメ・グロジャン(チームメート)と同様ロータスに残りたいと思っている」と強調し、「チームもふたりには満足している」と現状を説明する。

一方で、ロペスはマクラーレンやフェラーリへの移籍のうわさには驚いていないと述べた。

「これがF1の世界だよ」

「うわさが真実の時もあれば、何の根拠もない単なるデマの場合もある」と締めくくった。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック