NEXT...F1開催スケジュール

コバライネンがロータスへ? さらに過熱するF1移籍市場

2012年09月11日(火)5:58 am

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)を中心に加熱するドライバー市場は、イタリアGPの舞台モンツァでさらに混迷の度を深めた。

モンツァのピット裏では、ドライバーとチームすべての組み合わせが人々の話題にのぼっていたが、中でも2013年のロータスは2人のフィンランド人がシートに収まるとも言われていた。

イタリアGP出場停止のロメ・グロジャンがチームを追われ、来季はキミ・ライコネンのチームメートに現ケーターハムのヘイキ・コバライネンが収まるというのだ。

フィンランドのテレビ局『MTV3』に対してコバライネン本人は、これを肯定も否定もしない。「僕はチームメートが誰だろうとかまわない。たとえもう1人がフィンランド人だとしてもね。でも、そんなことを推理しても意味ないよ」

コバライネンはまた、フェラーリともうわさになっている。

「あらゆる話を耳にしたが、今の段階で僕からは、これ以上何も言うことはないな」

「それはマネジャーの仕事であって、話がついたら、あの人たちがマスコミの皆さんにお伝えするだろうよ」

さらにモンツァでは、ライコネンが来季、ハミルトンに代わって再びマクラーレンを走らせるとも言われていた。

フィンランド人の元F1ドライバー(フェラーリ、トヨタ等)で現在テレビ解説者のミカ・サロは、このうわさを信じていない。

「キミはロータスに残るよ。すごく満足そうだからね」

サロも、コバライネンとロータスのうわさを聞いている。

「それは、チーム内の信頼すべき消息筋からの情報だよ」

しかしサロは、グロジャンがロータスを離れると考えていない。グロジャンとチーム代表エリック・ブーリエのつながりが非常に強力だからだ。

サロが考えるコバライネンにとって最良の行き先は、フェラーリだ。

「フェラーリの選択肢は限られていて、それはヘイキも承知しているよ」

「ハミルトン、シューマッハ、マッサの状況に変化が出たら、(ほかのみんなも)動き出すんじゃないかな」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック