ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーが、ロータスのロメ・グロジャンがベルギーGPでの多重クラッシュについて謝罪したとする報道を「うそだ」と一蹴した。
グロジャンのマシンがコックピットに乗り上げ、ぎりぎりの状態でケガを逃れることができたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、グロジャンがレース後にテキストメッセージで謝罪してきたことを明かしている。
ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、グロジャンが事故にかかわったルイス・ハミルトン(マクラーレン)やセルジオ・ペレス(ザウバー)らへ既に謝罪していると語っていた。
ペレスのチームメートである小林可夢偉も、このクラッシュに巻き込まれていた一人だ。
「そこら中でグロジャンがスパの件でドライバー全員に謝罪したと書いてあるのを読んだが、(あれは)うそだ。グロジャンはセルジオにも可夢偉にも連絡していない」とザウバー代表が語ったと『Blick(ブリック)』紙が伝えている。