レッドブルのマーク・ウェバーは、モンツァ・サーキットで開催されたイタリアGP決勝を11番手からスタートしたが、タイヤのトラブルでクルマを降りた。しかし、20位完走扱いになっている。
マーク・ウェバー
「レース終盤に向かうにつれてリアタイヤを使い果たしてしまっていたけど、そこそこ攻めていたんだ。そしたら、2回タイヤを交換する作戦を採ったニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)が新品タイヤで追い上げてきた。だから、順位を落とさないように攻め続けなくちゃいけなかった。何ポイントかを稼ぐためにね。そんなに激しく攻めるべきじゃなかったのかもしれないけど、そこで踏みとどまろうとしていたんだ」
「リアタイヤは完全に消耗し切ってしまい、アスカリ・シケインで外に出てしまったんだ。壁に接触しないようにコントロールしたけど、タイヤには大きなフラットスポット(タイヤをロックさせ、表面が平らに削れてしまう現象)ができてしまい、クルマへのダメージが心配だった」
「僕たちは時速330Kmでレースをしている。そんな中で、もうコースも見えないほど(揺れていた)から、リタイアすることに決めたんだ」