HRTのナレイン・カーティケヤンは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGP決勝を21番手からスタートし、19位になった。
ナレイン・カーティケヤン
「スタートはすごくよくて、マルシャを2台とも抜いた。でも1コーナーで少し接触して、順位を落とした上に、フロントウイングを傷めてしまったんだ。クルマはオーバーステア(クルマが曲がりすぎてスピンしやすい状態)になって、ピットストップのタイミングで同時にフロントウイングを交換した。それで相当の時間をロスしたよ」
「それからブルーフラッグ(周回遅れに速い車が近づいていることを知らせる旗)が出始めた。それに、オーバーヒートを防いで最後まで走り切れるように、ドライビングモードを変えなければならなかったんだ」
「それでも、クルマのパフォーマンスは良かったから満足しているよ。努力し続けていけば、いい結果だって出せるはずだ。これからアジアでのレースが始まる。シンガポールGP(23日決勝)は故郷(インド)に近いから、すごくわくわくしているよ」