昨年にラリーで重傷を負ってF1から離れたロバート・クビサだが、先週末にイタリアでラリーへ復帰。しかし、F1復帰に向けて不安ものぞかせた。
ロータス・ルノーGP(現ロータス)に所属していた昨年、F1の開幕直前に参加したラリーでクラッシュし、大ケガを負ったためにこれまでリハビリを続けてきたクビサ。先週に行われたラリー、ロンデ・ゴミトロ・ディ・ラナに出場し、復帰戦でいきなりの優勝を果たした。
しかし、最も深刻なケガを負ったとされる右の前腕は包帯で隠されていたとのことだ。さらに、ブラジルの『Agencia Estado(アジェンシア・エスタード) 』は、右腕が完全に稼働できる状態ではないと報じている。
公開されている動画では、クビサが両手でハンドルを握っていることは確認できるが、右腕を完全には自由に動かせないことをうかがわせる場面も多く見受けられる。優勝トロフィーやシャンパンは左手で掲げ、水を飲む際も左手でボトルを持っていたという。