ザウバーの小林可夢偉は、モンツァ・サーキットで開催されたイタリアGPフリー走行3回目で、22周を走行し、ベストタイムは1分25秒689で15番手。予選ではQ3で1分25秒109を記録して9番手となった。
小林可夢偉
「先週のスパ(ベルギーGP)と同じような速さはないですね。ですから予選はけっこう大変でした。そうは言うものの、Q3に進出するという最初の目標に手が届いたことはうれしいですね」
「金曜日はかなり厳しかったです。メカニカルトラブルによって、想定していただけの距離を走りこむことができませんでしたからね。ですから、決勝レースではどうなるか、本当にまったく予想がつきません。ちゃんとしたロングラン(1度に多くの周回を行うこと)ができていませんから」
「今朝のフリー走行3回目の後でクルマのセッティングをかなり変えたんですが、これが予選で功を奏しましたね。クルマに対する信頼を取り戻せました。僕のQ2でのラップタイムは本当によかったです。Q3よりもコンマ5秒ほど速いものでしたし、僕としてはこれが最大限なものだったと思います。でも、最後のタイムアタックの2周目でタイムを改善できなかったのは残念でした。明日は決勝でいい結果を出したいと思います」