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ライコネンの復帰は大成功と元F1ドライバー

2012年09月08日(土)23:25 pm

ある評論家が、キミ・ライコネン(ロータス)復帰に関して意見を変えたようだ。

「ライコネンが復帰するまで、彼がF1に戻る決意をするとは思っていなかったんだ」そう話すのは元F1ドライバーで、現在はドイツのモータースポーツ協会DMSBの会長となったハンス・ヨアヒム・シュトックだ。

通算80戦に出場してF1の伝説となっているシュトックは、ライコネンのF1復帰をはばむ最大の壁はライコネン自身の独特な「生活」であると考えていた。

自他ともに「アイスマン」と呼ぶライコネンは簡潔すぎる語り口のせいか、報道陣と折り合いが悪く、近年のF1ドライバーにはめずらしく酒好きであることを感じさせる報道も多い。

表彰台に立つとシャンパンをかけるよりも先に一口飲むスタイルは変わらないが、ライコネンについてシュトックは意見が変わったと話す。「ライコネンには驚かされるばかりだよ。物語のような復帰ストーリーだ」

事実、ライコネンは2012年チャンピオンのダークホースだと見られているばかりか、かつて所属したフェラーリやマクラーレンへの移籍も取りざたされている。

ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)の復帰にくらべてライコネンの復帰は成功していると思うかとたずねられたシュトックは、分からないと言いながらも「ロータスのほうがメルセデスAMGよりもいいね」と話した。

また、2012年のチャンピオンのゆくえについては、「アロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)と、ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)は間違いなく手ごわいライバルだね。しかし、状況がキミにとって有利に働けば、何が起きてもおかしくない」と語った。

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