F1チャンピオンに輝くための一番の障壁はルイス・ハミルトン(マクラーレン)だ。フェラーリのフェルナンド・アロンソが語った。
先週末のベルギーGPをリタイアにしたことにより、連続ポイント獲得記録が22戦でストップしてしまったアロンソ。ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)の持つ24戦という世界記録が目前だっただけに、悔やまれる結果となってしまった。
この件に関して、アロンソはイタリア紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に対して以下のように語った。
「チャンスを失ってしまって本当に残念だ。結果的には、やはりミハエルが一番だったってことだね」
「辛抱強くならないとね。また次の24戦を頑張らないと」
なおアロンソは、今回の結果は「がっかりするものであった」ことは間違いないとしながらも、2位との間にあった40ポイントの差が24ポイントに縮まったことに「何ら問題はない」と強調した。
「常に同じリードをたもてるなんてことはあり得ないからね」
今回のベルギーGPの結果を受けてランキング2位に浮上したのはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、アロンソ自身はベッテルとの間にある24ポイントをさほど気にはしていないようだ。むしろマクラーレン勢、特にハミルトンを警戒している。
「過去2戦においてマクラーレンが力強い走りを見せていた。今のところ、ハミルトンが一番厄介な存在だと思う。その点に関しては、彼とは現在47ポイント離れているからほっとしているよ」