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両足切断の元F1ドライバー、パラリンピックで金メダル

元F1ドライバーで、アメリカのレースCART参戦中の事故で両足を切断したアレッサンドロ・ザナルディが、ロンドンで開催中のパラリンピックで金メダルを獲得した。

ザナルディは、ウィリアムズなどからF1にも複数シーズン参戦していたドライバー。しかし、アメリカを中心としたレースCARTへ参戦中の2001年、ドイツで開催されていたレースで大クラッシュに見舞われ、両足を切断した。

両足切断後も、ザナルディはレース参戦をあきらめず、特別仕様の車両でWTCC（世界ツーリングカー選手権）などに参戦していた。そして、WTCC引退後はハンドサイクルへ転向し、ロンドンパラリンピックへイタリア代表として出場。ハンドサイクルのタイムトライアルで見事に金メダルを獲得した。