レッドブルのマーク・ウェバーは、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたベルギーGP決勝を12番手からスタートし、6位になった。
マーク・ウェバー
「スタートはかなり荒れたね。ラ・ソース(第1コーナー)では起こりがちなことだよ。レースはまた落ち着いたけど、すぐに追い抜くことが難しいとはっきりした。確かにセブ(セバスチャン・ベッテル/チームメートの愛称)と僕はちょっとしたバトルをしたよ。そのときはよかったんだけど、それからあとはストレートでほかのドライバーたちと戦うだけの速さがなかった。だから厳しいレースになったよ」
「何人かのドライバーをアンダーカット(※)しようと、勝負に出た。そうしたらペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ケーターハム)が前にいたんだ。ペトロフは自分の順位を守ろうとしていた。それは彼にとって正当な行為だけど、それによって僕はタイムを失ってしまった」
「スタートでは少し幸運だったけれど、その後は状況をうまく利用することができなかった。でも、6位でゴールできたのはよかったよ。スタート順位よりも上だし、ポイントもとれたからね」
※前を走るドライバーより先にピットインし、新しいタイヤのグリップを利用してタイムを稼ぎ、そのドライバーがピットインした際に前へ出ること