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小林可夢偉「空からマシンが降ってきて、どうしようもなかった」

2012年09月03日(月)1:55 am

ザウバーの小林可夢偉は、自己最高となる2番グリッドからスパ・フランコルシャン・サーキットでのベルギーGPをスタート。しかし、スタートで出遅れると1コーナーで発生した多重ラッシュに巻き込まれて最後尾まで後退。最終的には13位でレースを終えた。

F1第12戦ベルギーGP土曜 写真ギャラリー

小林可夢偉
「素晴らしい予選だったのに、かんじんのレース結果は最悪だでした。スタート後、空からマシンが降ってきて、どうしようもありませんでした。一度応急処置でピットインしましたが、その7周後にスローパンクチャー(徐々に空気が抜ける現象)で再びピットに入りました」

「レース中、マシンにどれだけダメージがあるか見当がつきませんでしたが、コックピットに残ったタイヤ痕はずっと視界に入っていました。レース後にマシンを車両保管所に入れ、ようやく遅い原因が分かったんです。サイドポッドを始めとするパーツが無くなっていました」

「スタート前、僕のマシンから立ち上る煙がずいぶん注目を浴びていたみたいですね。あれはブレーキが過熱したせいです。でも何とかレースを完走できました。あと、なぜタイヤの空転が予想より多かったかも不明です。その究明にも当たらないといけないですね」

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