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ディ・レスタ「F1でスパを走れるなんてこの上ない幸せ」

フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、スパ・フランコルシャンで行われるベルギーGP（9月2日決勝）に向けて意気込みを語った。

Q：ポール、5週間という夏休みで心身ともに充電されたことと思います。よい気分転換になりましたか？

ディ・レスタ：夏休みは全員にとってよかったと思う。僕は家で友達と会ったり、オリンピックを見たりしながらトレーニングを続けていた。まだシーズンの半分が終わったところだし、これからの数カ月は飛行機での移動を多くともなうから、一年で一番忙しい時期になると思う。だから夏休みの間にリラックスして、気分を新たに後半戦を迎えるのはとても大事なんだ。

Q：ということは、シーズン再開の準備は万端ですね？

ディ・レスタ：スパは後半戦を始めるのに最高の場所だね。世界一のサーキットだし、レースで訪れるたびに格別な気分になる。まだ下位カテゴリーで走っていたころは、スパでレースができるチャンスなんてほとんどなかった。だから今、F1のクルマであらゆるコーナーを攻める経験ができるなんて、この上ない幸せだよ。

Q：シーズン後半戦の目標は何ですか？

ディ・レスタ：シーズン終了までまだ道のりは長い。僕たちは安定してポイントを獲得していく必要がある。昨シーズンは後半戦の勢いがよかったから、今年も同じ流れを引き継ぎたいね。すぐ前のウィリアムズとの差はわずかだけど、その上にいるザウバーは多くのポイントを獲得しているから、彼らに勝つのはかなり大変だと思う。でも、僕たちは絶対にあきらめないよ。根気よく前進するのみ。今シーズン中に表彰台を狙える力は絶対にあると思う。