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インディカー第13戦ソノマ、ブリスコーが優勝。琢磨はリタイア

2012年08月27日(月)17:06 pm

インディカー第13戦ソノマの決勝で、ペンスキーのライアン・ブリスコーが優勝。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨はリタイアとなった。以下、ホンダのプレスリリースより。

2012年のIZODインディカー・シリーズも残すところ3戦と大詰めを迎え、チャンピオンシップをかけた戦いはますます熱を帯びています。ワインの産地として名高いカリフォルニア州ソノマにあるカーブの多いサーキットで、シリーズ第13戦は開催され、予選6番手で3列目のアウト側グリッドからスタートしたダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が3位フィニッシュで表彰台に上りました。全長2.385マイルのアップダウンに富んだコースで85周にわたって繰り広げられた激しいバトルで、フランキッティはその全行程でライバル勢と接近戦を続け、今シーズン3度目となるトップ3フィニッシュを達成しました。

真っ青に晴れわたった空と肌寒さを感じるほど低い気温という、北カリフォルニアらしいコンディションのもとでレースはスタート。オーバーテイクのチャンスが増えるようにと改修されたコースのレースは、昨年までよりも距離が10ラップ長くなり、最低でも3回のピットストップを誰もが行わなければならないため、ピットストップでの順位変動の可能性も増やされた戦いとなりました。いくつかの接触や、それによるスピンも発生する中、このところ2戦続けて出されていなかったフルコース・コーションは、今回も1度だけしか出されませんでした。ハイスピードのドッグファイトは、集まった大勢のファンをわかせました。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、26番グリッドからスタートしましたが、2周目にしてトラブルが発生し、リタイア。ポイント4位で今週末のレースを迎えていたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、スタート直後の1周目に接触してスピンを喫し、15番手まで大きく後退し、13位でゴールしました。Schmidt Hamilton Motorsportsから出場するシモン・パジェノーは、今日のレースで7位フィニッシュし、今シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を決定づけました。

なお、優勝したのは予選2番手だったライアン・ブリスコー(Team Penske/シボレー)でした。最後のピットタイミングのよさをアドバンテージに変えたことが勝因となりました。

残るはメリーランド州ボルチモアと、カリフォルニア州フォンタナの2レース。ディクソンはポイント争いでトップから54点差の4番手につけており、逆転で3度目のタイトルを獲得する可能性を十分に残しています。

佐藤琢磨(27位)
「厳しい週末となりました。私たちのチームは一丸となってマシンセッティングの向上とスピードの獲得を目指していました。プラクティスや予選で走行を重ねることによって、私たちはマシンを確実に進歩させていきました。自分たちが目指す速さに到達するところまではいきませんでした。そして、残念なことにトラブルが出てレースは非常に短いものになってしまいました。決勝日の午前中のウオームアップセッションで、マシンをさらに向上させていただけに、このような結果となったのは残念で仕方ありません。ソノマでのレースは思い通りの戦いができませんでしたが、次戦ボルチモアを楽しみにしています。ストリートコースでの私たちは、競争力が高いという自負を持っているからです」

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