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2012年F1、最強のクルマはザウバー

2012年08月23日(木)15:08 pm

2012年のF1で最強のクルマはザウバーのC31なのかもしれない。

レッドブルのマネジャーを務めるヘルムート・マルコの意見では、セルジオ・ペレスと小林可夢偉が乗るこのクルマは「おそらく、コース上で最高のクルマ」であるようだ。

しかし、ザウバーC31がドライバーを表彰台に送り込んだのはわずかに2回。この結果を、若い2人のドライバーたちの責任だとする批判の声もある。

ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、「“タイヤの達人”はペレスではなくて、クルマ自体だ」と話し、こう続けた。

「僕がペレスのような走り方をしたら、タイヤがあっという間に使えなくなってしまう」

ザウバーの創設者であるペーター・ザウバーは、2012年シーズンを「ジェットコースターのようだ」と表現している。しかし、ザウバー氏はドライバーのペレスと可夢偉がその原因だと口にすることはない。

ザウバー氏は、『Blick(ブリック)』の取材に、「どのサーキットでもしっかり力を発揮する素晴らしく速いクルマなんだ。勝てるスピードがある」と話す。

「ポイントをもっと多く取れていてもおかしくない」

2012年シーズンは9戦を残して夏休みに入った時点でザウバーは、チーム間で合計獲得ポイントを競うコンストラクターズ選手権で、12チーム中6位となっている。

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