フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、友人であるロバート・クビサがF1に復帰できるかどうかは分からないと話した。
クビサは、F1でもトップレベルのドライバーとして高い評価を得ていたが、2011年シーズン開幕の直前に、参加したラリーで大事故を起こして重傷を負った。
事故直後には手の切断が検討されるほどのケガだったが、現在もF1復帰を目指してリハビリを続けており、最近の報道では、プジョーのラリーカー207 S2000をクビサが10月にテストするかもしれないと伝えられている。
しかしアロンソは、クビサがF1に復帰できるかどうかは分からないと『F1 Racing(F1レーシング)』誌に語った。
「ロバートが100%の状態に戻ってF1でまたレースできるようになるかどうか、すごく難しい」
「僕たちはときどき話をする。彼にとってずっとすべてだった世界からこんなに遠く離れてしまっていることが、どれほどつらいか僕には分かる」
「彼に必要なのは、あせらずに、何よりもまず体の機能を完全に取り戻すよう考えることだ。そうすれば、またレースのことも考えられるようになるよ」とアロンソは話した。