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マクラーレンとハミルトン、契約更新間近

ルイス・ハミルトンとマクラーレンとの間の契約が締結間近だという。

2008年にはF1チャンピオンに輝いたハミルトン。マクラーレンとの契約が今年で終了を迎えることから、ロータスあるいはメルセデスAMGへの移籍といううわさも流れていた。

契約更新がスムーズに進まなかった理由としては、チームの財政上の問題にあるとされているものの、ハミルトン自身は契約の「争点」にトロフィーとヘルメットを挙げている。マクラーレンは通常、優勝トロフィーをチーム側で保存し、ドライバーにはレプリカを渡している。しかし、ハミルトンは優勝トロフィーや記念ヘルメットのオリジナルを、自身の手元に残すことを要求しているようだ。

この件についてハミルトンは英紙『Guardian（ガーディアン）』に対して以下のように語った。

「他チームの多くは、ドライバーが獲得したトロフィーを自分の手元に置いておくことができる」

「だから次の契約がどうなるにしても、これが一番の争点になるだろうね」

マクラーレンのマネジングディレクターの座にあるジョナサン・ニールは今週、ハミルトンとの契約更改が近いことを示唆していた。

「（契約更新に）近づいていることは間違いない。まさに交渉している最中だ」と英紙『Sun（サン）』に対して口を開いたニールは次のように続けた。

「合意点を見いだすため、まい進中だ」

ハミルトン側もマクラーレンとの契約に乗り気なのかとの質問に対して、ニールは自信をもってこう答えた。「もちろん、言うまでもないことだ」