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F1エンジンメーカー、2014年に向けV6ターボを実機でテスト

2012年08月14日(火)17:49 pm

F1のエンジンメーカー3社が、2014年から導入されるV6ターボエンジンの開発を進めている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、2014年からF1へのエンジン供給を目指していたピュア社が、財政的理由により操業を停止したと報道。ピュア社は、かつてBARチームを設立したことで知られるクレイグ・ポロックが立ち上げていた。また、現在HRTとマルシャにV8エンジンを供給しているコスワースについても、2014年はエンジン規定が大きく変わってしまうため、F1へのエンジン供給は継続しないだろうというのがF1関係者の一致した見方だとも伝えた。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、残る3社、メルセデス、フェラーリ、ルノーは現在、2014年用エンジン開発の「第2段階」に入っているという。つまり、試作エンジンによるテストではないということだ。

「すでにV6を1基動かしており、プログラムはだいたいにおいて計画通り進んでいる」とF1のモータースポーツ部門ルノー・スポールF1の副マネジングディレクターであるロブ・ホワイトが最近述べた。

「われわれの目標は、2013年中に“レース仕様”にすることだ」

ウィリアムズの株主で新たに常勤役員になったトト・ヴォルフは、ドイツの『motorline.cc.』に対し、ウィリアムズは来年も「絶対に」現在のルノーV8エンジンを使い続けると話した。

では、V6ターボエンジンが導入される2014年とそれ以降も、ルノーエンジンの供給を受けるのだろうか。

「それを願っている」とヴォルフは答え、次のように続けた。

「ルノーはF1に長期参戦することを決めており、(ウィリアムズとルノーの)話し合いも進んでいる」

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